おむつロス排出ゼロを目指して~おむつロス分離・再利用システムの導入~
当社は環境問題への取り組みの一環として資源の有効活用を図るべく、おむつの生産工程中から排出されるロスを分離して再利用する取り組みをおこないます。
おむつ3工場から発生したロスを1ヶ所に集約し、新たに導入する分離設備によって『パルプ』、『SAP(高分子吸収材)』、『その他の素材(主に樹脂)』に分離し、『パルプ』と『SAP』は、おむつの生産工程内に戻すシステムといたします。
『その他の素材』は固形燃料(RPF)として有効利用を進めていきます。
おむつロスから取り出した素材をおむつの材料として再利用する試みは、業界初であり、更にこれによってCO₂の排出量を年間「852t削減」することが可能となります。
- おむつのロスはどの程度発生しますか?
- おむつ生産設備から生産品種にもよりますが生産枚数に対して2%~5%程度のロス品が発生いたします。
ロス率の低減は環境負荷低減に直結しますので、重要案件として取り組んでいますが、最低限のロス品は発生するのが実状です。
- 精製SAP・精製パルプを配合することによって、製品の品質低下があるのでは?
- ロス品から取り出したパルプ・SAPともフレッシュなものと変わらない物性であることを分離設備メーカーのテストを複数回実施して確認しています。
運転開始後の取り出したSAPについては物性確認を実施します。
また、配合した製品についての品質管理も十分に行います。
但し、取り出したパルプ内には糸ゴムの切れ端が混入していることがあり、立体ギャザーの青色の糸ゴムは目視できる可能性があります。
- 使用済おむつの回収とは関係ありますか?
- 使用済おむつの有効利用については将来的には検討していく必要がありますが、今回はエルモアのおむつの生産設備から発生するロスのみを対象としています。
使用済おむつの回収設備とは関係ありません。
- 同じ設備の導入実績はありますか?
- おむつロスの分離設備と再投入設備を導入して運用しているおむつメーカーはありません。
国内(海外)初の試みとなります。